肉離れ

 

２５歳　男性　JリーガーＳさん

 

大腿4頭筋の肉離れで来院。

２週間前、海外遠征中に肉離れを起こしてしまったが、キャプテンでもあり帰国して

治療をすることができなかった。

練習も休み、試合にも出ずに、専属トレーナーの治療を受けてはいましたが、経過があまり芳しくなく来院。

治療は４回で終了し、その後「試合にも復帰することができた」との報告を受けました。

 

 

内転筋損傷

 

２９歳　男性　ＪリーガーＨ君

 

内転筋損傷のために、４週間チームの専属トレーナーに治療を受けてはいましたが、ほとんど改善が見られず、当院へ来院。

 

深い内転筋の症状のために、絶対的に断定はできないが、肉離れと診断し処置を施しました。

 

１日おきに３回治療し、その週末には試合に復帰できたとのこと。

 

スポーツ選手の肉離れや捻挫などは、基本的には２～４日に１回の割合で、治療することが理想的と考えます。

これは、一刻も早く完治させるために必要な処置と考えるためです。

 

*参考

肉離れの治療に対しては、様々な手段が考えられますが、ことこの症状に関しては、鍼治療が最も最適な手段であると、私は体験上確信いたしております。

 

その理由は、治癒後の同部位での再発や、痛みの発生がほとんど回避されるからです。

 

自然治癒に任せておくと、肉離れの部位が非常に硬く弾力性を失った状態で治癒するために、同部位での痛みの発生を繰り返してしまう傾向があります。